匣詰『陰陽大全』のお話〜終

 というわけで、長きに
 わたってお話ししてきた
 『陰陽大全』の全貌ですが
 ご理解いただけたでしょうか。
 
 実際には手に取ってみて
 初めて分かる部分も
 あるかと思いますが、
 高額なBOX商品だけに
 ”ブラックボックス”な状態では
 手に取るに取れないと思い、
 最低限の説明が必要だと思って書き始めたものの
 自分でも呆れるくらい長い文章が続き
 読まれていた皆さんもお疲れになったことだと思います。

 それでも、何もないよりは
 この『陰陽大全』の内容物の仕様や、
 それがどのような意図で編纂・制作されたか
 ということは分かっていただけたのではないかと思います。
 その上で、ここでもう一度改めてお願いを申し上げますが、
 「説明を読んで、絶対に欲しいと思った!」
 という方は、何が何でも確実に入手してください。
 できれば予約されるのが一番だと思います。
 また、「自分には必要ないものだということがよーく分かった」
 という方は、何が何でも絶対に購入しないでください。
 その分の予算は他の音楽や趣味など実りあるものに、あるいは時期的に
 彼氏・彼女へのクリスマスプレゼントを奮発するために使ってください。
 欲しい方が全員手に入れ、要らない方が損害を被らない形で
 この『陰陽大全』を皆さんに楽しんでいただきたいと思っています。

 長〜いお話にお付き合いいただきありがとうございました。
 次回からはシングル『紺碧の双刃』のお話をしたいと思います。
 もちろん、努めて手短にするつもりです(笑)。
 
| - | 15:47
T
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の十三

 こちらもボックス物の
 封入特典の定番、
 T字型シャツ、略して
 Tシャツです。
 
「せっかくだから着る派」と
「世界が滅亡しても着ない派」
 に分かれるアイテムだと
 思いますが、皆さんは
 どちら派ですか?

 サイズを分けることが無理なので
 男性用Mサイズのみとなっています。
 大きいにせよ小さいにせよ、
 それじゃあ着られない、という方は
 大事にしまっておいてください、すみません。

 でも、もしこのTシャツを
 陰陽座のライヴ会場に着てくる人があったなら
 間違いなく「畏れを知らぬ剛の者」として
 畏れられることでしょう!
 いやもちろん良い意味ですよ(笑)。
 

| - | 00:26
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の十二

 ロックやヘヴィメタルの
 封入特典として、恐らく
 かなり定番の部類に入る
 アイテム、それがこの
 バックステージ・パス
 ではないでしょうか。
 
 斬新さはないものの、
 僕は何に入っていても
 かなり嬉しくなります。
 もちろん、パスとしては
 何の効力もないものですが
 自分が好きなバンドの
 バックステージ・パスを手にすると
 そのバンドの仲間として認められたような、
 文字通り舞台裏を垣間見たような、
 なんともいえない楽しい気持ちになります。

 すべての人がそうだとは限りませんが、
 少なくとも僕と同じ質の方には
 その気分を味わっていただけると思います。
 しかも、1枚や2枚と言わず、どーんと5枚セットです。
 首から提げるストラップも付属していますので
 一応、身につけてみることも可能です。
 もちろんデザインは、本当にツアー時に使用されたものと
 まったく同様のレプリカとなっていますので
 陰陽座の舞台裏に想いを馳せてみてください!

 それはそうと、来年のニューシングルの告知もされたというのに
 そのことについてまだ触れられてもいませんが、
 『陰陽大全』の説明もあともう少しなので
 それが終わってからゆっくりと、ということにしたいと思います。
 どのみち今の時点では詳細は話せませんので…
 少なくとも楽曲の完成度的には、
 手応えがありすぎて竿ごと持って行かれるくらい(?)
 だと断言できますのでお楽しみに!
 



| - | 01:23
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の十一

 DVD『活動履歴』には
 これまで制作された
 ビデオ・クリップ
 (PV?ミュージック・ビデオ?)
 がすべて収録されています。
 メジャー・デビュー曲である
 「月に叢雲花に風」から
 最新シングルである
 「蒼き独眼」までの全11曲、
 自分自身、まとめて見てみると
 これはこれでバンドの成長が感じられたり
 撮影が大変だったことを思い出したりと
 なかなか見応えのあるものでした。

 ビデオ・クリップがきっかけでバンドやアーティストの
 ファンになった場合、初めて見た映像って脳裏に焼き付きますよね。
 人によってきっかけになった曲は違うと思いますが、
 「あー、これ見て陰陽座のことが気になったんだよなー」
 と、懐かしい気分を味わってください。
 あと、たぶん、ファン歴の長い方でも
 すべてのビデオをフルで見たことがある!
 という方はそれほど多くないと思いますので
 これを機会に是非すべての映像を見てやってください。

 さて、”作品”と言うべきものはこれで全部ですね。
 あとは、”特典”たちの説明を残すのみとなりました。
 まずは、先日、あるアーティストのCDやDVDを買ったら
 やっぱりこれが入っていたという、定番中の定番特典…
 〜つづく

 ※写真はDVD『活動履歴』ではなく
 歌詞全集の厚みを少し強調した写真です。
 う〜ん、分厚い。
| - | 00:46
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の十

 13枚のディスクを
 1つのホルダーに収納し、
 ブックレットがない代わりに
 ピクチャー・レーベルで
 ジャケットを兼ねた結果、
 各アルバムの収録楽曲の
 歌詞がどこに入るのかが
 気になるところだと思います。

 が、ご安心ください。

 ディスクもひとまとめに総括したなら
 歌詞もそうしましょう、ということで
 各アルバムの発表・収録順に
 すべての楽曲の歌詞が一冊にまとまった
 「陰陽大全 歌詞全集」が同梱されています。

 総楽曲数123曲、総頁数140頁の
 素敵な分厚さの歌詞全集です。
 この写真では表紙をよく見える角度にした結果
 あまり厚みがフィーチャーされていませんが、
 実際のところ、歌詞カードだと思って見れば
 「ブ厚っ!」と言いたくなるほど素敵な厚さです。

 CDを聴くときのお供にしていただきたいのはもちろんのこと、
 それだけをめくって読んだとしても、
 なかなかのボリューム感と読み応えのある
 素敵な歌詞全集になっていますのでお楽しみに!

 さて、そろそろ作品部分に関しては説明も佳境ですが
 次回は陰陽座の作品からの副産物にして独立した別の作品とも言うべき
 歴代のビデオ・クリップがすべて収録されたDVD
 『活動履歴』についてお話します。
 
| - | 00:19
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の九

 13枚のディスクを
 効率よく収納するため
 個別のジャケットを
 持たない仕様にした結果、
 それぞれのアルバムの
 "顔"であるジャケットを
 ピクチャー・レーベル
 で兼ねる方向に。

 「ジャケットがないと寂しいなぁ」
 というご意見もごもっともです。
 ただ、これは旧譜の再発ではなく
 『陰陽大全』という作品ですので
 普段のCDとは違った部分をこだわり抜いた結果
 ということで何卒ご理解ください。
 でもピクチャー・レーベルって
 巷によくあるモノとはいえ、
 13枚も揃うとけっこう壮観ですね。
 小さい写真で見ると、
 昔遊んだパッチン(面子(めんこ)のことですね)
 みたいに見えて、それはそれでちょっと
 ノスタルジックで楽しい感じです。

 ちなみに、よく見ると見覚えのないデザインのディスクが
 いくつかあるかと思いますが、それもそのはず、
 『稀少連結【動】』、『稀少連結【静】』
 『活動履歴』(DVD)が入っていますからね。
 どれがどれなのかは、一応実物を見てのお楽しみということで。
 ただ、わりとすんなり第一印象のまま当てはまるとは思います(笑)。

 それはそうと!アルバム毎にジャケットやブックレットがないなら
 歌詞カードはどうなるんだ!?と思いますよね。
 大丈夫です!激しく大丈夫です!
 ディスクもホルダーにスッキリ一纏め、
 歌詞カードも一冊に…! 〜つづく
 
| - | 00:46
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の八

 そしてこれが件の
 CD12枚+DVD1枚を
 スッキリ収納できる
 CDホルダーです。

 もの凄くハイテクなものを
 想像された方も
 いらっしゃったかも
 しれませんが、
 仕組みはシンプル、
 されど理にかなった
 容れ物だと思います。

 膨大なディスクを、場所を取らずに収納するため
 個別のケースを廃してこの仕様にしたものです。
 それぞれのディスクの顔たるジャケットが
 見えないじゃないか!とお思いでしょう。
 慌てることなかれ、それを解決するのが
 ピクチャー・レーベルです! 〜つづく
 

| - | 16:56
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の七

 『陰陽大全』のセット内容、
 その全容は概ね
 お分かり頂けたかと
 思いますが、
 これが内容物を
 収納するための外匣です。

 ”匣(BOX)”であることに
 執拗に拘ったので、ほぼ
 正立方体の形になっていて、
 開閉時の摩擦による劣化や損傷を
 限りなく少なくするため、
 蝶番のような部材を廃し、
 蓋部分を上からすっぽりと
 ヘルメットのようにかぶせることで閉じる仕様にしました。
 イメージしやすいように寸法もお伝えしますが
 一辺が約155mmの立方体と思ってください。

 匣としてはかなり頑強ですが、
 左右から挟んで持ち上げると
 底部(中身)が下から落ちる場合もありますので
 持ち運びの際には底にそっと手を添えてください。
 ケーキなどが入っているタイプの箱を
 想像していただけるとピンとくるかと思いますが、
 アレのめっちゃしっかりしたものだと思ってください。

 そもそも、そんなに頻繁にこの匣を開閉しなくても
 中身はすぐに楽しめるようになっています。
 そう、そのためのアイテムがディスク13枚を収納する
 ディスクホルダーです。〜つづく
 
| - | 11:27
匣詰『陰陽大全』のお話〜其の六

 突然ですが、これが匣詰
 『陰陽大全』のすべての
 内容物一覧写真です。

 もちろんすべてサンプル
 ですので、実際の商品とは
 微細な部分が異なりますが
 概ね、こういうものだと
 思っていただいて
 差し支えないと思います。

 一つ一つの説明はまた追ってお知らせ致しますが
 まずは全体の雰囲気をご確認ください〜

 自分で全部並べてみて、テンションが上がったことは
 言うまでもありません(笑)!

 ちなみに、このディスク(CD×12+DVD×1)が
 ぜんぶ、右上に見えるディスク・ホルダーに
 スッキリ収納されるというわけです。ぐっふふふ。
 
| - | 18:41
匣詰『陰陽大全』のお話
 〜其の五ノ二

 リマスタリングのお話、
 長くなりすぎてごめんなさい。
 それでもちょっと
 補足しきれなかった所が
 あったので続きということで…

 「全体の音圧・音量の
  バランスを取るための
  リマスタリング」
 と言いましたが、
 もちろんそれだけというわけではありません。

 比較的昔の音源などの中でその個性はそのままに
 鮮明な音像を実現している楽曲もたくさんあります。

 全体のバランスが整った中で、是非オリジナルとの違いや
 明瞭な音を楽しんでください!
 
| - | 23:40