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「雷神」
 

『風神界逅』の「風神」がインストゥルメンタルだったので、この「雷神」もそうだろうと予想して当然ですが、こちらは歌入りの楽曲です。人類が此の世に誕生し、一番最初に雷を見たときと、人類が此の世で最後の雷を見るとき。その風景は、同じものなのではないかという想像が着想となりこの楽曲へと発展しました。「どこまでも続く荒野に人々が佇む。雷雲立ち籠める空を見上げるその表情には、諦観とも畏怖とも取れる色が浮かぶ。やがて雲を裂き、すべてを震わせる一筋の雷光が大地を打つ」……なんて言うと、原始の風景でもあり終末の風景でもあるような気がするではないですか。

“神鳴るからかみなり。この発想と音の響きの美しさ、そして圧倒的に漲る力と、無条件でおぼえる畏怖の念。その化身を雷神と位置付けた、『雷神創世』の序曲であり、ある意味で象徴でもあるのがこの楽曲です。

ループするようなリズムの上で、歌とその他の楽器が雷鳴が轟く瞬間までの緊張感を高めていくような、独特の雰囲気と空気感を持った楽曲に仕上がっており、まさに創世を感じさせる力に満ちていると思います。



| 楽曲解説 | 16:51