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圧倒的アナログLP感

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この圧倒的“アナログLP”感。

絶対的愉悦。

僥倖。まさに僥倖…!

 

…という感じで、『迦陵頻伽』

アナログLPのサンプル盤を手に

愉悦に浸っています。

 

すでにレコードとして聴ける

確認用のサンプル盤には

何度も針を落としましたが、

やはりこの、LPサイズに

巻き帯が付いた状態の

圧倒的アナログレコード感には

格別の僥倖感があります。

 

『迦陵頻伽』をアナログ盤で

何度も聴き返し、興が乗って

色んな名盤のレコードを

聴きまくっていて思ったのですが、

CDやMP3などのファイルで

手軽に聴けるはずの音楽を

あえてアナログのレコードで聴く

ことの意味や意義は、

いつも自動車で通り慣れた道を

なんとなく徒歩で行ってみる、

というのに近いような気がします。

 

これはあくまで僕個人の感想で、

しかも音質という肝心な部分は

好みや再生環境によるため

あえて度外視した上でのことです。

 

自動車での移動は、

快適かつ迅速に目的地に行ける

というメリットがありますが、

わざわざ余裕を持って出発し、

ただの車窓からの風景だった

色んなお店や路地などを

ゆっくり見ながら歩くと、

何か新たな発見があったり、

風が気持ち良いと思えたり、

少し運動になるなと思えたりと、

快適さと迅速さを犠牲にしても

少し得したと思えることがあります。

 

わざわざ大きい円盤をケースから出し、

わざわざそこに慎重に針を落とし、

わざわざB面を聴くためにひっくり返し、

終わったらわざわざ丁寧にしまう、

というこのわざわざ感が、

わざわざ時間と労力を使って

徒歩で歩くということに

重なるのかもしれません。

 

そんな感じで、あえてレコードで聴くと

同じアルバム、同じ楽曲でも

新たな魅力を発見できたり、

あらためて「良いアルバムだ!」

と感動できたりする、

というのが僕が個人的に思う

アナログLPで聴くメリットです。

 

とはいえ、聞き慣れたCDで聴くのも、

便利さを優先してMP3などで聴くのも、

あえてアナログLPで聴くのも、

音楽を楽しむ手段として

優劣は一切ありません。

自動車でも徒歩でも、

目的地が同じなら

到着すれば結果は同じことです。

ただ、自動車、自転車、電車、

飛行機、船、徒歩、などなど

移動手段によって同じ道でも

気分が変わるということはありますので、

その選択肢が多いというのは

素敵なことですよね、というお話です。

 

何はともあれ、皆さんにも

同じようにアナログLPで

アルバム『迦陵頻伽』を

もう一度新鮮な気持ちで

楽しんでいただけたなら、

それこそまさに僥倖、です!

 

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